8/12・13赤城ドリーム杯。

群馬の伊勢崎市で、毎年恒例の「赤城ドリーム杯」に参加してまいりました。
過去には2年連続で優勝したことのある、桜南にとっては縁起のよい大会でもあります。

グランドは熱くなりやすい人工芝とはいえ、2日間とも例年にくらべると涼しいなかでの試合となりました。

なによりテンションが上がるのが、スタンド付きの試合会場。
ピッチに立つとちょっとした「プロサッカー選手」気分を味わえます。これもはとても貴重な体験です。

試合結果は、初日の予選が2勝1敗で2位パート(1~6位中)進出、2日目の決勝トーナメントは2敗。
最終的に24チーム中の8位。「組合せの妙」もありますが、決して悪くない順位だとは思います。

ところで、選手のみんなはこの成績をどのように受け止めていますか?
うれしいですか?くやしいですか?

初日2連勝した時点で1位パートに行くチャンスがあったのだけど、「優勝したい」と本気で思っていた選手が何人いたのかな?
優勝をねらうような「やってやるゾ!」という雰囲気はカントクには感じられなかったです。それが少し、、、というか、とても残念。
なぜ目の前のチャンスを必死に、どん欲に取りに行かないの?、と。

冷静に見れば、上位チームとは実力差があったから「もっと頑張れば優勝できた」とは思いません。
ですが、もっと「勝とうとすれば」やれることがあったんじゃないのかな。

ピッチの中では自分本位なプレー、ゆるい1対1。ピッチ外ではバラバラに置かれた荷物、おざなりなあいさつを含めたふるまい。
どれも「優勝に向かっていく姿」には見えなかった。

現在のチームの状況は金曜練習、土曜練習、早朝練習などこれまでみんなでがんばってきたものがようやく形になってきた、と見ています。
春先よりもずっと上手くなっていることが試合結果にも内容にも表れているよね。
ガンガン成長している真っ最中なんだよ。

だけどここで満足しないで、成長し「続けて」ほしいと思っています。
だからこそ、もっと勝利を目指してほしいし、もっと巧くなってほしいし、もっと強くなってほしい。どん欲に。

成長していくと、逆にたくさんの課題も増えてしまうのだろうけど、その壁にチャレンジしていってほしいな。
簡単に目標を下げないで!、と言いたいです。

さて、あっという間に夏休みも後半にさしかかってきますが、宿題も遊びもサッカーもやり残しのないようさらにギアを上げてガンバりましょう!!

カントクより