整理整頓。

こんにちは、石渡です。
今日は、「整理整頓」について書きたいと思います。今、『子供の「自立」を育てるスポーツコーチング』という本を読んでいまして、その中に「整理整頓」というワードがでてきました。よく強豪校は荷物の整理がキチっとできているとかいう話を聞きますが、当然荷物の整理をすれば勝てるというわけではないですよね。ではなぜ「整理整頓」をおこなうのかの説明が書かれていました。

整理整頓をはじめると子供たちは細かいところにも気を配るようになるのだそうです。筆者が監督をしている高校のサッカー部で、最初は「荷物をきれいに並べる」ということをしていたところ、そのうち「床のラインと並行にそろえる」とか「バックの間は拳一つ分」とかの細かい工夫をしだしたのだそうです。このような経験を通して細かいことへの目配りや物事へのこだわりを身に着けていき、そのうちにピッチの中でもパスやシュートの精度がよくなったり、的確な状況判断ができるようになっていった・・・とのことです。
また、整理整頓はこれからピッチに向かっていくための準備だということです。選手たちは練習や試合の前に心を整えます。そのスタートである部室や荷物の整理をすることでより心が整うのではないかということです。そしてこうした活動を選手たちがやっていくうちにだんだんと勝率が上がってきたそうです。なので「荷物の整理をすれば勝てる」ではなく「勝つ確率が1%でも上がるのであればそのことに取り組んでいこう」ということなのだそうです。

桜南の選手たちも進んで荷物の整理を行えるように声掛けしていきたいと思います。
「整理しろ~」とか人に言われてやると長続きしませんからね。自分で進んでやるっていう方向にもっていきたいと思います。
ではまた。





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