FCバルセロナの人材育成術より

元フランス代表 ティエリ・アンリの言葉

「僕がサッカーを好きになったのは、親が喜んでくれるからだった」

なぜ子供はボールで遊びはじめるのだろうか。なぜ多くの子供は丸いものに心を引きつけられ蹴ってみたくなるのだろうか。
 答えは明白。それが楽しいからである。
人間は幼いころから遊びを楽しまずにはいられない。誰でも手近にあるボールを蹴ってしまう。
 ただし、身体が成長してきた時に、実際にやりたいスポーツを選ぶとなると話は別だ。もちろん、この選択には親の影響が大きい。息子は親が好きなスポーツをする傾向にある。そうすれば、親が喜んでくれると知っているからだ。子供は親に誇らしく思われたいものである。このため、無意識であっても、親の好きなスポーツに興味を持って親を喜ばせようとするものだ。
 こういう場合、親は息子の選択を褒めてやらなくてはならないが、あまり口出しをしないよう心がけた方がいい。頑張ったときには、ご褒美をあげることを忘れないようにしながら。しかし、ここでいうご褒美とは決してテレビゲームはお小遣いのことではない。笑顔のことだ。親が笑いかけてあげることが、子供にとっての最高のご褒美なのだ。
(161ページより引用)

ですって。

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