道具について。(石渡コーチのコメントを受けて)

前述の石渡コーチのコメント、まったく同じ様に感じています。
私なりの角度からお話ししたいと思います。

試合会場でお昼ご飯を食べる場面でよく見る光景。
ブルーシートに上がって食事をするその横に、かかとのツブれたシューズがあちらこちらに無造作に散らばっています。
ひどいのになると左右がとんでもなく遠いところにあったり、ひっくり返っていたり。よく見るとひもはしっかりと結ばれた状態です。
ひもをほどいたり、結んだりしないから当然かかとをつぶしながら脱いだりはいたりする訳です。

みんなにとってサッカーシューズって何だろう?
友達に自慢するための道具なの?
サッカー選手の気分を味わえれば良いの?

桜南では5年生になると「リフティングが50回以上できるようになれば、スパイクを履くことができる」というルールがあります。
みんなリフティングを一生懸命練習してなんとか50回に到達し、晴れてスパイクを購入してきます。
そんな努力をして手に入れたものをなぜ大切に扱わないのかな?

スパイクのルールを「ちゃんと手入れをすること」「大切に扱うこと」に変更したいくらいです。
(決まりでしばらなければ出来ないなら悲しいことですが・・・)


ところで、野球のイチロー選手は道具を大事にすることで有名です。
試合中にヒットやフォアボールで塁に出る時でも、決してバットを放り投げたりしません。静かに置くように走っていきます。
また、試合後にはグローブを丁寧に磨きながら自分のプレーを振り返る時間を持つのだそうです。

「道具を大事にする気持ちは野球がうまくなりたい気持ちに通じる」と言うイチロー選手の言葉はみんなにどのように伝わりますか?


カントクの中村より。

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